2006年3月29日 (水)

手ぶれは許しまへん

先日の旅行で、愛用していたデジカメが壊れてしまったため、近くのパソコンショップに修理にいきました。

今まで使っていたカメラは、4年前のボーナスで購入したCanon PowerShot S45。画素数は400万画素で、今となってはたいした画素数ではありません。また重量も重く、どうしても古臭さを感じざるをえません。

S45 (↑Canon PowerShot S45)

それにしても、たった4年使ったくらいでカメラが壊れるという事実に、正直理不尽な気持ちでいっぱいです。たまの旅行で使うくらいで、別にハードユーズだったわけでもないのに・・・。

昔、海外の胡散臭いメーカーの、「マンボーX」という胡散臭いCD&MP3ウォークマンを2万5千円くらい出して買ったのですが、買ってから約1ヶ月で壊れてしまったというトラウマがあります。そのせいで、逆に日本の工業製品には絶対の信頼を置いていたのですが、今回のは少し残念な結果です。

当時の店員に、「風景が綺麗にとれて、マニュアルで色々遊べるカメラないっすかー?(えらそう)」と聞いたところ、「これは超おススメです!」と指し示したのが、このカメラ。

Canonといえば泣く子も黙る大手カメラメーカー。そのレンズの性能から、画質がいいことで定評があります。また、カメラのことをよくわかっているメーカーなだけに、マニュアルで操作できる部分も実際のアナログカメラ並みに充実しているという売り文句にクラッときてしまいました。実際、当時の店頭の機種の中では、全てにおいてフラッグシップにふさわしい機種でした。値段も当然フラッグシップですが・・・。

給料もらって気分が大らかだったことと、元来のフラッグシップ好きがたたって、まんまとこのカメラを買ってしまったわけです

実際に買った印象として、正直このカメラの画質がいいなと思ったことは一度もありませんでした。

また、話が逸れますがつい先日、海外旅行に行っていた友人に写真を見せてもらう機会があったのですが、なにが驚いたかって、

夜景がめちゃくちゃ綺麗にとれてる・・・

正直今の自分のカメラの性能&腕前では、こんな写真は絶対にとれないという圧倒的な敗北感を味わいました。それで色々話を聞いたところ、

敗因はやはり画素数と手ぶれ防止機能か

浜崎あゆみが、手ぶれ防止機能付きのカメラのCMにでていたと思いますが、それを見て、「手ぶれ防止なんてのはド素人が使うもんだ!はっ!」なんて毒づいていました。しかしながら、

実は自分が一番手ぶれしまくりのひよこ野郎だったことがこれで明らかになったわけですな・・・

浜崎さん、ごめんなさい。昔の曲は結構聴いてましたよ(^^;)。

いずれにせよ、4年ですっかり型遅れとなったこのカメラ、そして手ぶれ防止機能もついていないこのカメラ、愛着もありますが、そろそろ買い替えの時期かもしれないなと感じました。

そんなこんなで、気分はすっかり浜崎あゆみ(?)。一旦カメラを修理にだしたものの、新しいカメラを買う気満々で、のっしのっしと陳列棚に向かいました。

いやー、結構ありますね、手ぶれ防止機能付きのデジカメ。画素数もほぼ600万画素程度で均一。サイズも、今のに比べるとみんな格段に小さいです。こうなると、あとはレンズの性能、機能、デザインで選ぶしかありませんね。

早速、マギー真司にそっくりな店員さんに色々と相談。

「風景をとるのであれば、これが売れ筋で一番お奨めですね」

と指し示したのは、最新機種のPanasonic Lumix FX01

Fx01 (↑Panasonic Lumix FX01)

このカメラ、確かに広角28mmレンズを搭載し、風景撮影にはもってこいです。ロータスを3台並べて撮影するような場合も、撮影場所を限定されるという心配が格段に減少しそうです。さらに、ディスプレイが他社製品に比べてダントツに綺麗に映りますね。
デザインはぱっとしないですが、値段も手ごろで、私のニーズにはマッチしています。

ただ惜しむらくは、機能。ちょっと触った感じだと、露出補正やシャッタースピード等の自由自在な設定はできないみたいです(実際はできるのかもしれません)。いずれにしても、今のより格段に機能は落ちています。

また、シチュエーションに合わせていくつかのモードを選択できる(美肌、夜景、料理とか)のはいいのですが、その選択画面の文字の大きさとフォントのかわいらしさといったら。なんだか、「おじいちゃんでも使える携帯」的な、やりすぎ感があるような気がしてなりません。

確かに、私も含めてカメラにそんなに自信がない人のことを考えると、この方がむしろ扱いやすくて、よく売れるのも納得がいきます。ですが、なんだか以前に比べて自由自在に動ける範囲が少なくなったみたいで、どうも違和感を感じます。

そして、とどめはマギー真司さんの次の一言。

「こういったカメラの場合は、どちらかといえばカメラ任せの撮影になりますねー(笑顔)」

許せん。そんなことを許すわけにはいかん。自分は一生カメラの言いなり=奴隷か。そんなのは、免許取りたて若葉マーク君が、乗りこなせもしない800馬力のGT-Rに乗って調子こいているも同様。これ遺憾なり。

かつて日本の技術者達は、情報社会の基盤たる基本ソフト(OS)を、超大国アメリカに支配&ブラックボックス化されることでモノづくりの根幹が脅かされることを危惧し、輸入制限や報復関税等の様々な逆境を乗り越えて、先進的で革命的な基本ソフトを生み出し、技術大国の誇りを守ったのです(by プロジェクトX)。
使いやすい&なにも考えなくてもいいものができるという状況に甘んじてはいけません。手探りでも自分で深く掘り下げることで、常識を覆してさらに良いものを作る努力を止めてはいけません!

と、完全に自己満足な理由に満足し(^^)、この機種の購入を却下。同様に、デザイン的にかなり惹かれたCanon IXY DIGITAL 700(手ぶれ防止機能つきで4/中発売)も、機能的な面から却下。

Ixy (↑Canon IXY DIGITAL 700)

結局最終的には、Panasonic Lumix LX1を購入。先ほどのFX01の上位機種にあたり、当然値段もはりますが、フルマニュアルで自由に設定を変更して撮影できるおもしろさがあります。また、広角レンズとはいかないですが、アスペクト比変更機能で同様の効果が得られ、最大で840万画素(通常は600万画素)の撮影ができます。
そして、FX01と同様、そのディスプレイの鮮明さには驚かされます。

Lx1 (↑Panasonic Lumix LX1。結論はこれ。)

そういったわけでうだうだと書き立てましたが、

結論はフラッグシップなら全て良し!(アホ)

ということになったみたいです。

まだ試運転すらやってないですが、桜をバックにエクシージを撮りまくる準備は万端です。

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